最近は、イベントや来客者用にゲスト用Wi-Fiを設置している人も多いと思う。
しかし、一人ひとりにWi-FiのSSIDとパスワードを教えるのはあまり現実的ではない。
そこで役に立つのがQRコードである。
iPhoneのカメラでQRコードを読み取るだけでWi-Fiに接続可能になる機能を紹介する。
Wi-Fi設定用のQRコードの中身
Wi-Fi用QRコード
WIFI:S:(SSID);T:(暗号方式);P:(パスワード);;
例えば以下の場合のコードは
SSID | 暗号方式 | パスワード |
00000GUEST | WPA2-PSK | 12345678 |
Wi-Fi用QRコード
WIFI:S:00000GUEST;T:WPA;P:12345678;;
この様になる。
Wi-Fi情報が記載されたQRコードを実際に作る
次に実際にQRコードを作るのだが作り方は何通りも存在する。
スマホのアプリでもWEBサービスでも簡単に作ることができる。
中にはSSIDと暗号方式とパスワードを入力することでWi-Fi用QRコードが作成できるものもある。
例えばこちらのサイトで先程のSSIDとパスワードなどを入力する。
QRコード生成をクリックすると一瞬でQRコードが生成される。
注意
このQRコードにはパスワードが暗号化されず平文で生成されるので注意が必要実際にiPhoneのカメラアプリを使ってWi-Fiに接続する
そして先程のQRコードをiPhoneのカメラアプリで読み取ると
上部にネットワーク“00000GUEST”に接続と表示されタップすることで何も入力することなくWi-Fiへの接続が完了する。
実に簡単にWi-Fiに接続できることがわかると思う。
パスワードをいちいち聞く必要もなく、0(ゼロ)とO(オー)などの入力間違いも発生しない。
- このQRコードを印刷して壁に貼る
- プロジェクターで写す
- 自分のスマホの画面の表示させて見せる
など様々な応用が効く。
条件
ちなみにこの機能を使うにはiPhoneのiOSがiOS11以降(2017年)の必要がある。